3・4日目 浜松〜名古屋
横瀬です。どうも。
3日目は雨が降っていたため自転車の調整と休養にあてました。
よく寝て風呂入って完全復活。
そしてむかえた4日目。
体力に不安はないが、天候は生憎の雨。
これ以上お世話になるわけにも行かないので親戚にお礼を伝え、いざ名古屋へ。
レインコート、めちゃくちゃ助かった…ありがとうございます。
なんだか今日は走りやすい気がする。体の調子がいいのかも。道はアレやけど。いい感じ。
そんなことを考えながら国道1号線をひたすらに進む。その途中でした。
クロスバイクだろうとママチャリだろうと、聞きたくない音ってありますよね、空気が抜ける音とか、なにかが刺さって破裂したような音とか。ね。
wow。見事なまでに、刺さってる…。
とまあこうして雨の中チューブ交換を強いられたわけです。南無。
しかしポジティブ横瀬、この時思う。
これは確実にいいネタ経験になる。雨を降らせた空と鋭利なものを置いておいた地面に感謝や。
チューブ交換を無事に終え、再び走り出すのですが、この時わたしは気づいていたのです。
後ろのブレーキシューがすり減りすぎてブレーキが超絶かかりづらくなっていることに…。
ええい。かまわん。背水の陣だ。名古屋までぶっ飛ばすぞ。オラオラ。
…気合と前輪ブレーキだけで意外といけるもんですね。峠とかもなかったし。
そうこうしてるうちに、というかひたすら1号線を進むし雨で寄り道ほぼしてないから書くことがない…ので割愛!
名古屋市に入ったぞぃ。
自転車屋さんを見つけ、自転車を預け、時間がかかるとのことなので近くの銭湯に…。近くの銭湯に…。
改装中でございました。ありがとうございました。今日占い3位くらいだったはずなのになぁ。なんだかなぁ。
ちょっと遠くの銭湯に入りのんびりしてると自転車屋さんの営業時間が終わりになっていた。慌てて電話。ごめんなさい。
はぁ。
今日はあかん日なので。おいしいご飯を食べましょう。
明日は峠越え?ならばウナギだ。リヴァイアサンだ。
ってなわけでやってまいりました、まるや本店。
30分近く行列に並び、ようやく席へ。
格の違いをみせてやるためにメニューをほとんど見ず注文。
「上ひつまぶしで。大盛りね。」
イキった。イキりました。お値段も上級なんすね...。
きた瞬間、声が漏れた。
こんなのウマそうすぎる。
まずはかるーく混ぜて、そのまま。いただきます。
!?!??!?!?!??
う、う、うまい…。
鰻がうまい。鰻が!!!
薬味を添える。
当然うまい。アクセントや善し。
最後にアツアツのお出汁を投入。
これがまたうまい。
いままでのしっかりした濃いめの味付け。一口ごとに次を求めてしまうような状態から、お出汁がこんなにも変身させるとは。
最後にふさわしく、しっかりした旨味ながらも後味はさっぱり。
ガッとかきこんで余ったお出汁をすする。うん、たまらん。
ひつまぶし、ぜひ皆様もご賞味あれ。
食べて、ゆっくりして、今日はネカフェで更新。
書き込んでたら眠気が増してきた。
明日はいよいよ京都に挑む。鈴鹿あたりで峠になるみたい。
この峠は、まさにこの旅の峠かもしれない。
今日は約100km。明日は約140km。
ちゃんと着けるといいな。
雨が降らないことを祈って、旅でまだ日の目を見ていない寝袋を開いて眠ります。
今日もありがとうがたくさんでした。おやすみなさい。
Twitterも更新するよ。@bavbxbをよろしくね。
ではでは。
2日目 本栖湖〜富士市〜浜松
横瀬です!
昨日は一気に浜松まで、長距離走った疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…。
すみません、寝落ちしてました。
親戚の家にお世話になりつつ、雨なので今日は自転車の調整と洗濯と、休養にしようかなと。
というわけで、2日目の記録をば。
まず真っ先に特筆すべきは目覚めの富士山。
これ、本栖湖のほとりから見えたもの。
めちゃくちゃに、めちゃくちゃに、めちゃくちゃに綺麗じゃない?!?!
思わず3回言ってしまうほど、わたしには写真を撮る術がiPhoneしかなかったのでこれですが…。
一眼レフ等で本格的に撮った写真もいいですが、これはぜひ自身の目で、全身で""体感""していただきたい。ぜひに。
いや、この時期くらいの澄んだ空気はいいんですよ、遠くまでくっきり見えるし、少しひんやりしたところに太陽の光が気持ちいい〜。
ちょっと興奮して語りすぎたけれども、何を隠そうわたしが泊まったこの民宿は、
今期放送中のアニメ『ゆるキャン△』1話にも登場する聖地なのです。
ま、ほんとは併設のキャンプ場がちゃんとした聖地なのですがそこはご愛嬌。今度はキャンプしにちゃんと来るから!
浩庵キャンプ場、中之倉トンネル付近。
アニメ画像との比較は『ゆるキャン△』1話冒頭から早速登場しますのでご覧ください。ほっこりしますから1話まるまる見てくれてもいいんだよ。ね。
自転車を組み立て直し、走りを確認し、本栖湖との別れを惜しみながらも出発。
本栖湖をぐるりとまわって、軽く坂を登ったら、あとは爽快ダウンヒル。
下り始めて静岡に入ってすぐ、道の駅を発見。朝ごはん食べてなかったことを思い出したので、小休憩。
道の駅、朝霧高原で朝ごはん。ニンニクを使ったスタミナ味噌というものを見つけてしまったので、朝からキメちまったぜ…。
腹ごしらえをしたから一気に下るぞ。
と息巻いて下ったのだが、下り中盤で東名高速に繋がってしまう自転車通行禁止エリアに若干侵入。危ないあぶない。
少し戻って横道へ。するとそこには…
滝だ!白糸の滝というところ。たしかに滝がまっすぐ垂らした白い糸みたいに見える。
おみやげ屋さんのご夫婦にお饅頭とお茶をサービスしてもらって旅のおはなし。
応援してもらっちゃったり、心があったまるね。ありがとうございます。
と、寄り道しながらも、下る、くだる、ひたすらにくだる。
一気に富士駅まで。はやかった。スピードもかかった時間も。
ここから先は浜松まで国道1号を進もうかな?なんて思ってたけれど、静岡は自転車進入禁止のバイパスがいっぱい。
迂回と合流を繰り返しながら浜松を目指すことに。
ここからわたしは、静岡という県の横幅の広さに苦しむことになるのである。
実はこの先の道あまりに長く、長距離を必死に走り続けたため、写真もほとんど撮っておらず。
由比付近の海くらい。ずーーっと走ってた。
単純にきつかった。前日の疲れもやや残しつつの140km以上のサイクリングは、体力的にも、1人だと精神的にも多少つらいものは、ある。
迂回の仕方を地元の方に聞きつつお話することで精神的な部分はケア。ありがとうございます。
走り始めて100kmあたり、掛川の手前あたりが最大の難所だった。
特に名前はなかったかと思うが、峠のような坂道でしたわ。
力を振り絞って登りきって、また一気にくだる。掛川まで辿り着いたらあと30kmくらいで浜松!
と、思ったがしかし、この30kmが地獄のようでした。道ではなく。身体が…。
足が…まわらない。止まっても、立ってるだけで足がプルプル。
2日目のこの程度の走りでプルプルとは、体力落ちてるなぁと実感。
でももう進むしかないのです。日も落ちてきて暗くなったって進むしかないのです。辿り着かない道はないのです。
…。
……。
…………。
ついたあああああああああああ!!!
雨も降り続ける中!無事に!
さわやか(浜松)に!!到着ゥ!!
美味い肉を頬張る。筋肉が喜んでいる。タンパク質と結びついて筋肉を修復する音が聞こえてきそうなほどの幸福感を味わう。
自分の足で、体力を燃料に向かう旅はこれが大きな醍醐味のひとつかも。
親戚のお宅で少しリラックスしながら勧められてビールを頂いたところ、即・爆・睡でしたね。
2日目も幸せな旅やったなぁ。
と書いてるうちにラーメンに連れていってくれるそうなのでいってきます。
次走るときは名古屋あたりまで行きたいですな。
今日も読んでくれてありがとう。またね。
Twitterもちょくちょく更新するつもりなのでよろしくね。(@bavbxb)
1日目 〜富士山近辺
こんばんは。横瀬です。
1日目の終わりに、とある湖のほとりの民宿でブログ書いてます。
朝から心配そうな家族をよそに、期待に満ち満ちた余裕の表情で出発しました。
いまならわかる。家族の心配は当たる。
たった1日にして足がパンパンである。
それもそのはず、今日は峠を越えに越えた。
いくつ坂を登ったか、数えきれない…。
総走行距離、101km。獲得標高(坂を登った合計、1477m。(NAVITIME自転車より)
いやいや…1477m?!普段通る道なんて10m行かないわよ…。きついに決まっとるが!自転車も!わたしも!(キレ気味)
峠を越える最中、ロードバイクに乗った先輩方がスイスイ追い抜いて行くなか、ゼエハア言ってるわけですよ、若いのに。
やっぱ凄いんだなぁ。憧れちゃう。いつか並んで走ってやるからな!
富士山まで行って101kmって少なくない?とか思ってる人いたら、実は正解。
101kmが走る限界でした、私も自転車も。
河口湖から新たな湖に向かう途中、自転車の不調、自らの体力の限界を感じた私は、ある決断をしました。
「そうだ、自転車 たたもう。」
畳みましたよ、ええ。もうひと思いに。
畳んでから気づいた!ここらはバスもタクシーも電車も通ってネェ!どうする!?
あるプラカードを車道に向け掲げた
" HELP 目的地まで "
初日から自転車を畳んでヒッチハイクなんて、いったい誰が予想した?少なくとも私は思っていなかった。
初ヒッチハイク、現実はそう甘くない。
時間は刻一刻と過ぎていく。体も冷えてきた。
諦めて他の手段に頼ろうとしたその時奇跡が起きた。
You!ノっちゃいなよ!
ジャニーさんではない。コミィさん(仮名)だった。
まさか、身長187cm、茶髪の用心棒みたいな私を乗せてくれる優しい人間がいるなんて……
横瀬はコミィさんと同行者さんのおかげで笑顔を取り戻したのです。
年齢が近かったことも幸いしたのか、彼らは本当に親切を極めていた。
お風呂に入っていないという私を温泉にまず連れていき、名産品を食べてないと言えばほうとうを食べに連れ出してくれた。
なんたる僥倖…!!
いや、冗談抜きで命を救われた思いだった、本当にありがとう。いつかきちんとお礼をしなくちゃ。
最後にはきちんと目的地に送り届けてくれて、宿の手続きも見て待ってくれて、感謝してもしきれないなぁ。
身体はこんなにヘトヘトなのに、心はこんなにも元気になって、人間っていいなぁと思うのです。
書きながらウトウトしそうで頭がぼーっとしてる、今日は少し疲れたのかも。
読んでくれてどうもありがとう。もうすぐ終わるね。
あしたは静岡東部の親戚の家に顔出せるくらいまでいけるといいなぁ。晴れるといいなぁ。
と、最後に今日の1枚載せときますね。
富士とKevinといろはすと。みんなちがってみんないい。
拙い文章ですが、ありがとう。おやすみなさい。
はじめまして、横瀬です。
はじめてブログ書きます。
横瀬です。今日からお世話になります。
さっそく本題。見出しは
横瀬、旅に出るってよ。
です。相方のKevinと一緒でして。
ん?Kevin?外国人の友達?
ケビンはこの子
というわけで、
自転車とともに一人旅だ!
春風が吹く3月18日に僕らの旅立ちを決めました。
3/18(日)〜3/31(日)、社会人になる直前のこの時期に
学生最後の足掻きをしようとおもう。
自分を見つめ、自分を磨き、自分を変えるために。
どこに行くか。どう過ごすか。
導き出した答えはこうだった。
ーーーーまだ寒いし、西に行きゃよくね。
自分の物書きの出来の悪さもそうだが、
この無計画で行き当たりばったりな考え方にはまったく驚かされる。
行きたいとこ点々とあるし、
交通費とかそんなないし、
ほんならチャリで行こうや。
寝袋と着替えがあればいいよな?
っていうわけです。
このブログにはその無計画な旅の記録とか、写真とか、感想とか、書きます。
楽しいことも、困ることも、いっぱいあるんだろうな〜。たのしみたのしみ。
はじめてづくし、わからないことたくさん!
なので、こうしたらどう?ああしたらどう?
あそこ行った?ここおいでよ!
みたいなコメントくれたりしたら嬉しくてふやける。
最初はこんなもんかな?と思って文読み直すと、ビビる。つまんなくてクソ恥ずかしい。
早くも枕に顔突っ込んで呻き声を上げたいレベル。消したい黒歴史ふと見てしまったようなきもち。
書き続ければ良くなると願って、投稿しよう。
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