をとんと

自転車に跨ってどこまでも。非日常の記録。

6/9

 

遠い 顔も名前も知らない人がいなくなった。

こんな書き方なのは真相が分からないから。

 

なにか書こうと思って随分と久しぶりに

この日記を掘り出した。

 

追悼でもない、惜しむでもない、

残すために書く、自分のための言葉

 

 

私は彼のことを人伝てにしか知らない。

彼も同じくきっと私以上に知らない。

 

彼のことを教えてくれた彼女は

彼を大いに慕い親しんでいる。

そして彼の歌を知り、少し彼の言葉を読んだ。

 

なぜ彼はそうしたのか。

私に何を示したのか。

 

当人がここにいない今それを知る術は私にない。

だから、彼が何かを私に残したと思い込むことにした。

 

極限に生を求めて死を選ぶほどの彼は、

なによりも生きることを望んでいたんだろう。

最期に彼らしく生きることができたのかな。

 

死は圧倒的で絶対的だ

表が裏に返ったとき、裏から表に帰ることは

1度たりとも起こり得ない。

生の持つ受容性、包含性でも一度の死には敵わない。

そんな当たり前のことを改めて、思う。

 

彼は彼女に生きること、

幸せになることを望んだ。

私はそれを紡ぐ。

使命だと、思い込む。

 

だからさ もういいんだよ

 

でも、やっぱり、彼にもその一要素であり続けてほしかったな。

知り合うことはなくても、出会うことがなくても、一緒に叶えてほしかったな。

火は燃えているように見えたよ。

 

 

 

頭の中を巡りすぎて、

自分に何を残したくて

ここを訪れたのか忘れてしまった。

いつか、思い出したら書いてみよう

 

 

今日も大切な人に会う。

誰にも貴方の命を奪わせないと思おう。

もちろん、貴方自身にも。

それがエゴでも、望まれなくても。

 

 

どこかで彼の鼓動が小さくでも奏でられていることを願って。

灯火が、消えていないことを願って。

じゃあ、また。

 

 

追加:

生きてた。安心した。ありがとう。

これからもよろしくね

 

10日目 しまなみ海道

 

横瀬です。こんにちは。新幹線から失礼します。

はやいもので、帰り道です。

 

昨日はお疲れ様のお酒で心地よく酔い、ブログに触れることすらなかったです、およよ。

チケット変更して、急遽で寄り道だったけど、泊めてくれてありがとう。

 

3月27日、旅は10日目。

朝です。目が覚めて陽の光を浴びて、今日がついにその日なんだなと改めて、思う。

朝食は軽め、コーヒーですっきりしたところで、最後のルートを目一杯楽しめるように朝から動きだします。

 

しまなみ海道。サイクリストの聖地と呼ばれている道。

本州から四国をいくつかの離島を縫うように結んでいくその道をわたしも遂に走ることができました。

尾道の駅のそばから出ている向島へのフェリーに乗って、しまなみ海道サイクリングがスタート。

向島に繋がる橋もあるようなのですが、推奨されておらず、フェリーで行くのが基本、とのことでした。

向島に着いて、自転車を下ろして、いよいよほんとうのスタート。

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今回はこういう標識、ブルーラインにしたがって推奨ルートを進むことにしました。

 

 

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さいこうかよ!!!!

海の上を走るって!島を渡るって!かっこいいな!

全長80kmくらい。決して短くはない道なのですが、景色を見ながら進むとすごく短く感じる。こりゃ楽しいわけだよ。

 

 

しかしこの、しまなみ海道。わたしは勉強不足でした。

わたしの中のイメージでは、自転車に乗り、爽やかな風を受けながら、のんびりとした和やかな空気に包まれながら橋を渡って行く、さぞ微笑ましい景色を想像していたわけです。

 

結論。甘くない。

もちろんそういう道も多くあります。

橋を渡るのも気持ちいいし。

 

しかしながら、島内部を通過する時の坂や、島の上方を通る橋に向かう時、これがまた結構高い。

旅でいくつも坂を越えてきたわたしや、自転車に乗り慣れている人からすれば、ひとつひとつの坂道はそこまで苦痛ではないですが、

レンタサイクルなど普段から乗ってるわけでなく行楽でという人にはともすれば厳しい道のりになるのかも。

走り慣れていないという人は、1泊の予定にしたり、フェリーやバスを効果的に使ったり、無理なく楽しむのが一番やと思いました。

 

 

天気もいい。景色もいい。道もきちんとしてるところが多くて坂はあっても走りやすい。

残るは…そう、休憩&めし。

これがまーた美味いんだわ。もちろん。

 

まず食べたのは、コロッケ。

向島因島を越えた次の島、生口島にある商店街の一角。

おばあちゃんが店先で揚げてくれてるコロッケをいただく。ひとつ90円。

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美味いぃぃ!一口食べる前に写真撮るのを忘れてたそれくらい揚げたてで美味しそうでした。

サクサクジューシーなコロッケとみんなに優しいおばあちゃん。

美味しいのももちろんあるけど、その光景でもっとおいしい時間になりましたね。上手いこと言った。ご賞味あれ。

 

次の島、とか言うとRPGで1ステージ攻略したみたいな雰囲気出ていいね。そういうのすき。

で、次食べたのは、オムそば&塩ソフトクリーム。

生口島から大三島伯方島へと渡ったところ。

伯方島は、は!か!た!の!しお!でおなじみ

伯方の塩 の生産場所ですね。

道の駅なんかに寄ってみると伯方の塩、いろんなバリエーションが置いてあったりして見ててちょっと楽しい。

お土産なんかはここで見たりすると面白いかも。わたしは荷物がパンパンで買えませんでしたが…。

 

おっと、脱線していた。そう、道の駅では伯方の塩を使った塩ソフトクリームをいただきました。

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250円。あったまった体で海を見ながら食うソフトクリームうまー。

甘いだけじゃなくて塩のしょっぱさが少し混じることでただのバニラソフトクリームとは違った味わい。塩分補給もしっかりできて、うまうま。

軽く食べたあとは、前日の夜、宿で見つけてずっと気になってたお店に向かいます。

実は少しだけ推奨ルートから外れる、というか橋を通過して奥に進む必要があるのだけれど、

わたしには行かない選択肢などなかった。

 

着いた。同じ伯方島、伯方ショッピングセンター内にあるお店、イマイ流 かあちゃん亭。

ここで見たオムそばがめちゃくちゃ美味そうだったので、着いたらすぐお願いすると、

お昼のぶんが全部出ちゃってたみたい…。

 

あらら…と意気消沈してるところを見かねたのか、かあちゃん亭のかあちゃん、つくってくれた。

15分くらい待っててって、つくってくれててん。かあちゃんありがてえ。

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待つこと15分、オムそば爆誕。

いや、前からあるけども、ここではさ、爆誕て言ってもええやん。勢いよ。

 

お腹が空いてたのでつい頬張ってしまった。

美味い〜〜!!ソースの濃い味、ふわふわ卵のお布団を被った焼きそばが幸せそうに微笑んでいやがる〜!!!それに食らいつくわたしが一番幸せだ〜〜!!!!

 

推奨ルートからちょっと外れるからロスになるかもしれないけれど、行ってみる価値は大いにありました。おすすめです。

 

 

腹ごしらえもすんで、あとは最後の離島、大島を残すのみ。

なんだかんだ、あっという間に来てしまった。

速く走るのが気持ちよくて、ついついのんびりすることを忘れて自分の思い通りにスーーーッと行ってしまう。

今度走るときはのんびり観光したい派の人連れて行こう。

 

大島でこの道のり最大の坂を越えていくと、あとは最後の橋を残すのみ。

どんどん終わりが近づいてくる。嬉しいはずなのに、寂しい気持ちもある…。

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橋の手前でコーラ補給。空のペットボトルでもなんだか映えてるのでは?と思えるほどの天気。

あまりに日差しが暑くて上を一枚脱いで最後の橋に向かいました。

 

来島海峡大橋。全長4105m。これを越えれば遂に四国に突入。

いや待て待て、風強ない?寒ない?

というわけで上を一枚着直すことに…二度手間!手袋片方吹き飛んだし!拾ったけど!!

ものすごい横風に吹かれながら橋を進んでいきます。

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もうカウントダウンまで来てしまった。今治までわずかだ。

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寄れなかったけど、上空を通過した馬島。綺麗なビーチ。海入りたい。

 

と、もう橋が終わる。

橋を降りて、あと少し続くブルーラインを走ったらもう…

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今治に着いてしまっためう〜〜!!!!

ということで、わたしはこの旅の最終目的地に辿り着いてしまうのでした。

 

 

なんだかあっさりしてるよね?

着いたのに?って感じだよね?

わたしもそう。びっくりしてる。

でもたぶん理由は、しまなみ海道とかサイクリングロードがあまりにヌルッと終わったから。

 

なんかこう、起点とか終点とかあってもよくやい?とか思った。あったのかもしれないけれど!

せっかく80km近くあってひとつひとつ橋で区切りになるんだから、

終点まで○km まだまだやれるぞ!

次の島まで▽km 君ならできる!

現在のトータル ◇km すごいじゃないか!

とか熱いメッセージがあったりしたらいいのに。修造がそこにいればいいのに。

 

ヌルッと着いたので、新幹線のチケットを取って自転車を崩して、ヌルッと帰ることにしたのですが。

帰る途中、大阪にお呼ばれしたので急遽行き先を新大阪に変更。

お酒と馬肉に飲まれるのでした…。

 

 

と、昨日のことを振り返って、地元に近づいて見たことのある景色を見つけて、ようやく実感が湧いてきました。

 

全部、終わっちゃったんだなぁ。

 

 

なんか、こう、全体を振り返ってみたいなのも自己満足としてやりたいので、

今回の10日間の旅は次の一回も書きます。

これにて最終回かな?1クールのアニメみたいやね。

 

明日、とは行かないかもしれないですが、近いうちに書こうと思います。総まとめ。

だからよかったらもう少しだけ、ほんの少しだけ見守ってくださいね。

 

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ただいままで、もうすぐです。

それでは今回はこのあたりで。

 

Twitterもよろしくです。

→@bavbxb 横瀬でした。ばいばい。

 

 

9日目 倉敷〜尾道

 

こんばんは。ホテルの自室にお風呂があったので浸かりながら書いてます。横瀬です。

 

 

えー、本日ですがわたくし、

尾道にたどり着きました!

物語もいよいよ佳境ですね。

ついに、というのか、怒涛であっという間になのか…しまなみ海道がもう目と鼻の先でございます。

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これがいくつかの離島と四国、本州を結ぶのです。いやー、きましたね。

富士山に向けて出発したときからはじまり、どうでしょう、長かったでしょうか、短かったでしょうか。

個人的にはあっという間、けれども1日1日が濃厚な、というのが一番近い感覚かな。わたしの中でも少し矛盾してたりします。

 

あと、もうひとつ矛盾した気持ちがあって。

この旅はずっとここを走ることが最大の目標でいわばゴールだと決めていたので、

ものすごく達成感に満ち溢れた感情と

この道を走り抜けたら終わってしまう寂しさに似た感情と

矛盾した気持ちが共存しています。

あの花の10話、めんまのための花火が打ち上がる直前のような心持ちです。

伝わらないですか?そしたらあの花見てください(小声)

 

 

昨日に倉敷まで130km以上を走り抜けたおかげで、今日は尾道までの約60kmのサイクリング。

気が楽ですね。とっても。

朝はドミトリーでご用意してくれた朝ごはん。

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洒落てやがる…。breakfastと表記するのが正しいような感じ。

美味しかったです。成長期(仮)のわたしには少し少なかったかな?でも、ごちそうさま。

早めに朝食をいただいたので、チェックアウトまで身軽な格好で倉敷をおさんぽ。

古き良き街並み。ええね。

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パノラマ写真、撮りがち。

のーんびりした朝を過ごしました。

途中、見つけたパン屋さんでフォッカチオとか食べちゃった。ごめんね。

部屋に戻るとチェックアウトしてないの、わたしともう一人だけ。

軽くお別れの挨拶をして、残りはわたしだけ。英語、もっと話そう。

 

 

さて、わたしもチェックアウトを済ませて、出発しますか。

出発してすぐに、宿のことを思い出しました。そうだ、今日の宿探そう。

 

昨日あれだけ焦ってたくせに、探し始めるとあと一部屋のホテルが案外すぐ見つかった。ご迷惑おかけしました。

安心してあとは尾道までかるーく走るだけ。いきましょう。2号線。

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倉敷付近は歩道の端っこも可愛かったりする。

 

 

今までの旅振り返りながらイトヲカシのやくそくを脳内再生しつつ口ずさみつつ走ってたらなんだかちょっと初めて聴いたときとは違う感じでじんわりきた。ほんの少しだけ、わかる、っていう体験をできたのかも知れない。

伝わらないですか?そしたらイトヲカシ聴いてください。

 

 

なんて思いながら道なり走ってたら、ほら。

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尾道入っちゃってるゥ!!市境の看板見逃しました…あったのかな。

 

ここまできたらね、海が見えてきてね、ほらね。しまなみ海道

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パ ノ ラ マ 写 真 、 撮 り が ち

 

ちょっとだけ通り過ぎて、今日は尾道駅近くのホテルに宿泊。

このホテル、自転車を部屋に持ち込めるそうなので、持ち込んでお掃除。

ケビン、よく頑張ったな。明日も頼むよ。

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コインランドリーに明日使うジャージを一旦預けたら、ご褒美ご飯ターイム!

まずは、近くにあった尾道ラーメンのお店へ。

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おーいしーい!!!!

昔ながらの醤油に、半固体の背脂であっさりこってりという独特な味わい。

疲れた身体に染みる。うーまい。

食べた後に口周りが油でテカテカになるの、人によっては嫌かも知れないですが、わたしは食べたーって感じがして好きです。

 

 

と、コインランドリーに戻って乾燥を待ちながら、ちょこっと広島名物お好み焼きをチェック。

あれあれ?ラーメン屋さんの向かいのお好み焼き屋さん、いい感じじゃね?

いやーでも、ラーメン食べたよ?どうする?

 

 

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はい、やりました。しかも2枚。

さらに、ご飯が無料(!)だったので食べちゃう。炭水化物のカーニバル。

 

まずは、尾道麺のカリカリ焼きを平麺で注文。

外カリッ!中はもっちり。たまらーん。

ピリ辛ソースとマヨネーズをかけてご飯と一緒に食べてみる。

おいおい…こりゃ悪魔の誘惑だぜ……。

ラーメンを食べたにも関わらずものの見事に完食、すごい速度だった。

 

さらに、これはもう本能と言っていいほど自然になのだが、食べている途中に尾道焼きを追加注文していたんだ…。というのが2枚目。

広島の麺入りのお好み焼きに砂ずりとイカ天がさらに入ったものが、尾道焼き。(あってるかな?)

もちもちふわふわの生地、麺に砂ずりのこりこりした食感、アクセント、イカ天のちょっとジャンクな味。これもまた美味だなおい。

 

食レポにも自分の舌にも自信はない、伝わっているかはわからない。ただこれだけは言える。

美味いものは美味い(主観)

 

美味しかったぁ〜。尾道一番、あそうの二店。ほぼお向かいなので、よかったらみなさんもご飯屋ハシゴの暴挙をお楽しみください。

 

 

とはいえ、さすがに食べすぎた。お腹いっぱいだ。コーラを買って宿に戻りました。

と、ここまでやってまだ8時前。最高かよ。

 

風呂沸かして、はいって、コーラ飲んで。

マッサージチェアがサービスであるらしいからちょっとやって、明日に備えよう。

 

 

と、ここのへんまで書いたとこでのぼせかけたのでおふろ上がって、落ち着いてました。

マッサージチェア、よかったですぞ。

あとは寝るだけですからね、最&高。

 

 

明日はフェリーで向島まで行ったのち、しまなみ海道を走りますよ。

楽しみでちょっと眠気が飛んでるの。小学生かな?

 

 

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うん、最高のひと時。コーラゆったり飲みながら眠気を待つね!

ちょっとTwitterとか見て呟いたりするかもしれないので、@bavbxb をよろしくお願いします。

 

ではでは今日はこのへんで。

あともう少しだけ、お付き合いくださいね。

 

8日目 明石〜倉敷

 

お世話になってます、横瀬です。

ゲストハウスでちょっと緊張しながら記事を書いてます。不慣れ。

 

今日はね、ひたすら、ほんとひたすら走り続けました。

そして倉敷に到着いたしました。それはまた後で。

倉敷まできたら、尾道までは約60km。しまなみ海道まであとわずかというところまでやってきてしまった…。

というところで問題発生。

 

明日の宿が  ""ない"" 。

 

や、まずい。まずい。

当日予約ばっかりだったから気にしてなかった。

そこそこ人気のスポットだけど都市的には…てことなのかな。

いや、見てるところがたまたまそうだったんだろう。まだ探そう。

 

 

と、と、とりあえず今日のことですね。

まず、寝坊しました。というより二度寝

朝もう少し早く出ようと思ってたのに、宿のお布団きもちい…。

結局チェックアウトぎりぎりの10時に出発。まだご飯も食べてない。

 

朝ごはんはコンビニのおにぎり。倉敷まで目指そうと思っているのに先行き不安な始まりでございます。

そして走り出し。ゆっくり休んだから快調に飛ばせる飛ばせる。よし、いける。

 

思った矢先でした。目の前に山があった。

海近いしそんなに苦労しないだろうと思ってました。正直なめてた。

しかし、秩父の有間峠を越え、今旅でも峠を越えてきたわたしはもうこの程度の山をなぞるくらいなら走れるのです。

ひとつひとつはさほど苦労なく登れたような気がする。汗はかきました、とっても。

そして、山道は登ったあとに必ず下りが待ってるんです。ありがとう。ハイスピードでくだります。風が汗で冷たいけどね。

 

まあ〜それにしてもだ。距離が長い。

旅の疲労が蓄積した中での130km、朝少し遅くなってしまった、宿を予約してしまったという時間的な圧力も相まって景色見ながら、寄り道しながらなんてなにもできませんでした。姫路城も赤穂の城跡も備前の焼き物も目もくれず走るしかなかったのです。

今度は観光で来よう…。もったいなかったな。

 

 

連なる山の低いところをなぞるような形で2、3個越えたところでついに、

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岡山県がお出迎え。きたきた。

 

岡山、山とつく県だけあって(?)なかなかアップダウンがおおい。かも。

山道でそこそこの勾配のアップダウンしたあとは感覚が麻痺してしまって、平坦な道でも登ってたり下ってたりするように見えるんですよね。

ほんとは平坦だったのかも。あやふやでスマン。

 

 

休憩をとりながら時にダラダラと進みながら、倉敷に着く頃には…日が沈みきってやがった。

もっと長く一緒にぃたぃョ。太陽クン…。

 

慌ただしくチェックイン、シャワーをすませて、アレだ、はらへりだ。飯だ。お疲れ飯は美味いぞ。

走ってる途中あたりからなんだか無性に中華が食べたくなりました。仕方ないよね、中国(地方)だもの。-196℃

んで、倉敷にまできたのに中華の料理屋を探しまくって見つけた。あじ仙。倉敷本店。

 

お店のイチオシは台湾ラーメンだったけれどニラレバとご飯が食べたすぎて断念。

サンオシくらいの唐揚の地獄炒めなるものを合わせて注文することにしました。

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どん。

辛さはとりあえず普通でと思ったが、普通でこの見た目のインパクト。なかなかキそうだ。

中辛、辛口もあるそうなのであじ仙に訪れたらぜひ。台湾ラーメンもぜひ食べて感想教えて。

唐揚の地獄炒めですが、こんな見た目ではあるものの、意外とイケる。あとに残る辛さが堪らない。ご飯がぐんぐん減る。

ご飯のおかわりができてたら、5杯は食べてた。おかわりは(無料じゃ)なかったです。たぶん。

 

顔や首元に汗をじんわり感じながら、完食。

スタミナがついて疲労回復にも期待できそうないい飯でしたね。拍手。

 

 

ちょっとだけ宿のまわりをお散歩して、夜の倉敷を拝見。

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んー。いい感じのムード。温泉とか足湯とかありそう。あるのかな。

ま、その辺は明日の朝起きられたらまたお散歩しながら探してみよう。

 

軽く徘徊して、宿に戻ってきたら、同室の人たち何人か寝てたので、あまりお話せず、わたしもお布団にin。ゆっくり休まれわたしの身体。

 

そんな感じで、ちょっと慌ただしい8日目でした。おつかれさま。

Twitterもよろしくね。つぶやくよ_@bavbxb

 

と思ったけどひとつだけ。

掛け布団が羽毛だよ!!(大声)

今旅はじめて羽毛に包まれたからつい興奮してしまった。しつれい。

うれしい。軽くてあったかい。

 

というわけでした。横瀬でした。ではでは

 

 

7日目 大阪〜明石

 

横瀬です。出発から1週間が経とうとしています。

今日は50kmくらいに走りをおさえて、温泉に入り美味しいものを食べて、部屋でのーんびりしてました。

ついウトウトしてたらこんな時間でした、振り返っていきますね。

 

朝、大阪から西へ向かうルートを見つつ、ニュースを見つつみたいなことをしてると、あることに気がつきました。

西へ向かう道の途中必ず通るところ、ある無料開放中のイベントがあるところ、これが一点で交わることに。

どこか?そう。甲子園。

 

若かりし頃(まだ4年前)には野球に打ち込んでいた自分もいて、春のセンバツがちょうど始まったところなら、これは行くしかないと。

そうと決まれば出発。知り合いとか母校が出てるわけでもないので、2試合目前に着けばいいかな〜と、ゆったりめのペース。

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おっと間違いここはもっと手前の京セラドーム大阪。昔近鉄がやってたころに来たような…なんて思ってパシャり。

 

野球の思い出とか考えながらひたすら高速の下の道を走っていく。

程なくして到着。もう20kmくらいなら近い。乗ってないのではと思うレベルですね。嘘です。

高校野球のときには外野席が無料開放されるので(今後は有料になるらしいですが)とりあえず入場。応援が聞こえてくる。わくわく。

9回裏2アウトだ。どこが戦ってるんだろう。

 

…東京都代表、日大三高でした。てへ。

母校とかじゃないけどせっかくだったら東京の代表見たかったなぁ〜!

気づくのが遅かったですね、しゃーなし。

 

ま、ついでのボーナスみたいな感じなので気を取り直して2試合目の観戦といこう。

2試合目は静岡vs駒大苫小牧

レフト側の空いた席に陣取って、ホッと一息。

高校生、いいなぁ。みんながむしゃらだ。

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晴れててあったかくて、絶好の観戦日和。

試合の内容自体は本筋と逸れるしこれだけで本編になってしまうので割愛。

活力溢れる姿を見て、若さを吸収。観戦中甲子園カレー食べたのもあって元気出てきた。

 

2試合目をしっかり観戦して、そろそろ次の目的地へ向かい始めます。

実は昨日までは神戸あたりまででいいかなと思ってましたが、走ってみたら案外いけそう。

ちょうどいい位置に温泉もあってその先にある宿も取れそう。というわけで目的地を明石駅あたりに本決定。

 

海沿いの道をひたすら走る。少し風は吹いてるけれど、寒くはなく心地よい。

垂水駅を越えたあたりで減速。

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おーんせーーーん!!!

まだまだ日は傾き始めくらいだけれど、もう今日は入っちゃいます!宿まで5kmくらいしかないし、いいよね。

 

 

ちゃぷちゃぷ

ふぃ〜〜〜〜〜〜〜。

 

なんというか、よみがえるとはまさにこの事ですね。ほんとーに、気持ちいい。

ほぐれる〜って身体がぶるぶる震えながら喜んでた。しあわせ。

体をしっかり動かしてこういうところにくると快感がいつもの8倍くらいになる気がする。

 

ちなみにこの温泉、ちょっと覗くと明石海峡大橋が見えて、ロケーションもよし。

時間も時間だったので、さほど人に溢れすぎず、落ち着いた雰囲気のまま過ごせました。

いいとこだ〜。今度はだれか連れてこよう。

 

 

お尻が根をはってしまう前に行こう。今日はこれ以上せかせかすることはないから。

チラッと触れた明石海峡大橋にさらに近づく。夕日と海と橋。どう考えてもきれい。

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ほらね、きれい。

 

 

17時半ころ、宿に到着。荷物を降ろして、標準時子午線の通るまち、明石をさんぽ。

"明石焼き"なんてものがあるの、実は知らなかったんです。教えてくれてありがとう。

商店街を見つけて歩いてたけれど、シャッターが降りてるところが多い。こんな時間だもんね…どこかあるかな……。

 

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ありましたー!!!明石焼きデビュー!!!

たこ焼きみたいな見た目だけど、生地は卵で包まれててふわふわ。

お出汁がいっしょにあって、そこでほぐして食べるんだと。白ネギやら薬味も添えて。

 

まーたこれも絶品。せかいは美味しいものに溢れてる。ちょっとお酒欲しくなったけど、我慢。ぜったいあうね。

でもわたしは部屋でおやつと一緒に飲むビールがすき。アニメとか見ながら飲めたら最高。やった。

 

 

今日は充実した且つ自由きままなプランな感じが絶妙で、すっごい気分がいい。

実は今日、大学では卒業式があって、友だちからの連絡とかもそんなにないわたしにとってはこれでよかったのかも。

たぶんだけど、今だれよりも楽しめてるから。わたし史上さいこうってやつかぁ。

 

観光多いとやっぱり長くなるね。

今回はほんまに面白みもなにもないただの記録みたいな記事やけど、

読んでくれたならとってもうれしい。

また明日からもいい旅になるといいなぁ。

 

というわけで、今回はこのあたりで。

Twitter、フォローとかリプライとか、いつでも待ってるからね、よろしくお願いします。

(@bavbxb)

 

6日目 京都観光~大阪

 

はいどうも~横瀬ですおねがいします!ほんまおおきにでんがな~^^

 

と、ぶっちぎりのエセ関西弁でお届けしております。怒らないで。

本日二回目の投稿。

6日目の今日はのんびりめに観光&移動でした。

 

まずは京都観光。

特にものすごく行きたいと思うお寺や観光地はなかったので、とりあえずで決めた清水寺龍安寺を目的地にサイクリング。

個人的には京都といえば清水寺でしたが、舞台が改修中?だったのでいかついパイプに囲まれてた...。

ちょっと残念。でも高いとこにあるので眺めはばっちり。今日はお天気でぽかぽか。

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桜もちょっと咲いてたよ。きれい。

 

 

清水寺をあとにしようと鍵を取り出してわたし、気づいちゃったの。

宿の鍵を持ってるってことに。

あせって宿まで全力ダッシュする横瀬

VS 少しも動揺しない女将。

あら~持ってたの?わざわざごめんねぇ。て!!!!

あせって損したわ!!なんて、優しくて助かったありがとう。

 

 

ふぅ。一息ついて、龍安寺の方面にふたたびサイクリング。

二条城とか他いろんなお寺なんかも見つつ街並みを楽しみました。

観光客が少ない道とかを走っていると、京都にも生活があるんだなぁなんてごくごく当たり前のことを感じたり。

チェーン店とかも色合いを落ち着けただけでわりとちゃんとあるんやね。

京都をなんだと思ってるんだって怒られそう。でもほんとにそうでした。

 

 

のんびり走って龍安寺に到着。

庭園、石庭なんかを眺める。やっぱり落ち着く。

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 石が15個置いてあるみたいなんだけど、どこから見ても最後の1個は見えないようになってるんだとかなんとか。

信ぴょう性はわからないけれど、行った際にはぜひ見てみてね。

 

 

ちょっとのんびりしすぎた。もうだいぶ遅いけどお昼にしよう。

フォロワーさんから教えてもらってラーメン地帯だという一条寺付近へ。

行列があった。極鶏というところらしい。

せっかくなので並んでみた。15時でもけっこう並ぶんすね...。

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来た。鶏だく。胸を高鳴らせ、いざ実食。

見るからに濃厚。スープなんかもう飲むというか食べるという感じ。

スープがスープだからか、具材一つ一つがしっかりとした存在感。食べごたえ◎

いままでのラーメンとはわけが違う味わい。

わたし、こんなの初めて...///

なんというか、これはわたしの例えが絶望的に下手なので、食べたことのある方は鼻で笑っていただきたいのですが、

このラーメン、クリームシチュー(特濃)、とか、グラタン(特濃)みたいだと感じましたね。

しかし美味い。口に運ぶ手が止まらない。あっという間の完食。

駐車場、駐輪場などはなく、ちょっと来づらいかもしれませんが、一見の、いや一食の価値ありです。また来れるかなぁ、ぜひご賞味あれ。

 

 

腹ごしらえをしていざ大阪へ。ここでマップを開いたわたしは、この旅史上なかなかのガバをやらかすのです。

大阪が...思いのほか遠い。

京都と大阪なんてご近所さんやし1時間しないやろ(鼻ほじ)なんて思ってた頃もありました。

現地点から約50kmあった。がんばっても2時間くらいや絶望南無。

日が落ちるまでにいけるか、そこだけを心配しながらとにかく向かうことに。

鴨川沿いを下りで進む。途中で桂川、淀川と合流。

大きな川なので土手にはサイクリングロードがあった。うれしい。

途中で出会ったおじさまたちに教えてもらったり応援してもらったりしながら信号も車通りもない道をひたすらに進む。

 

 

川沿いのきれいな景色に助けられながら、2時間半後。

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おおきに~!!!!!!

愉快な街、大阪やぁ!!!

ここが愉快な街なら、今日が世間では華金と言われているならば!

飲み屋街、行くしかないでしょまじで!!!

 

裏なんばへ繰り出す。

おひとりさまでも声をかけてくれたお兄さんの居酒屋へ。

外飲み。ヒーターがあったかい。

東京からチャリで来たよ〜なんて、幾多の話の峠を越えてきた大阪の人でもびっくり。はは。

隣のおじさんとか店員のお姉さんお兄さんにまたまた応援してもらった。

もうね、ゴールは近いからね。がんばるよ。

 

軽く飲んで、いい気分のところでシメ。

おうどん180円のお店。関西のだし、食べたった。当然うまい。

 

見つけたネットカフェにログインして、今日の旅は終結

シャワーだけでも気持ちいいけど、そろそろ股がヒリヒリするし体もパキパキ。

そういや名古屋出てから温泉とか入っとらんなぁ、なんて思ったり。この先どこかにあるかな。

明日はどこまで行こうかな、大阪では朝マックも朝マクドなのかな、とかとか考えながら、横になりつつ、オフモードに…

今日は下書き保存してるから、大丈夫。寝落ちするごとに成長してますよ。

 

観光レポとか食レポとか、慣れないことしてたらちょっといつもより長くなってしまったかも。

読んでくれてありがとう。コメントとか、記事ツイート拡散とか、泣いて喜びます。

Twitterも@bavbxbですので、フォローくれても泣いて喜びます。

 

眠くなってきたので、このあたりで。またね。

 

5日目 名古屋〜京都

 

横瀬やぞ!!おこしやす!!

昨日はお酒を飲んでいい気分でした。

そうだ、京都いこうして、お酒飲んで。

酔いながら記事書いてて…。

やりました。保存せず削除。なにを書いたかなんて当然覚えてない、もう!

 

コインランドリーを見つけたので洗濯待ちながらもっかい書きます…。

また朝から振り返りましょうね、じゃけんね…。

この日の朝は6時から、ネカフェを追い出されてしまったので、外に出たところなんと雨模様。

ほんならばと雨宿りついでにモーニングで小倉トーストをいただく。

コメダ珈琲は東京でも全然見かけるけれど、小倉トースト自体は初でした。

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甘さ、食感、コーヒーとの相性。

それから朝ごはんとしてのエネルギー補給。

バッチリでした。モーニングセットなので安い。これはいい。

 

余韻に浸るうちにどうやら雨が止みそうなので、午前8時頃でしたね、いざ京都へ、出陣なのです。

体力、脚力に不安は覚えてました。が、峠はなくならない。やるしかないのです。

まずは峠へと走るのです。が、

 

さて、どうしたものか、しっかりと道を間違えた…

名古屋から京都、何故だか無駄に北上していたみたいで、割と大きなロス…。

先が長いので時間もかなり不安。

どうにかこうにか坂を登り下り、峠の下に到着。もぐもぐタイム

 

おやつでエネルギー補給を完了。

いざ、登る…。

登る……勾配キツ…向かい風、キツ…。

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ついた"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"

このトンネル全長4000mを超えたら一気に下り。排ガス臭いがなんとか通ろう。

しかしここ、歩道1mなく車道は1車線でトラックが多いので普通におすすめしませんからね。怖かった…。

 

しばらく道なりに下ったところでお昼ごはん。カレー麺のごほうび。おいしい。

琵琶湖を通過できればあとは京都までご近所。

相変わらず向かい風はつよく、苦戦は強いられました。

気力で進み続けて、午後3時頃、琵琶湖を渡る橋、近江大橋に到着。

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海じゃないよ、湖だよでっかいでっかい。

しかも、この写真、ちっとも全貌じゃなくてですね、

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このへん。橋から南の方撮ったから、100分の1スケールとか?なのかも。すごいすごい。

 

と、予定以上にしっかり進めているので、ここで京都の宿を確保して、少し気楽に足を進めて行けるように。

そして、ついに…

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Kyoto!Fu!Shi!

大津から京都、最後の坂を登って下って、ついに到着、古の都、京都。

最後にきたのは中学生とかだったかなぁ。

 

そうそうに宿に到着、荷物を整理し、お風呂を先にお借りして、身支度。

ご褒美にパァっとやってやるからな!このための峠越えだわ!!!!

と、いうわけでお酒がおいしかった。

強くも弱くもないわたしだけれど、初対面の人と一緒に飲んだわけだけれど、ご機嫌でした。

どうもありがとう。おやつかって帰ったよ。

 

日程には余裕を残しつつ、旅路はもう半分を越えたようなので、明日は少しのんびり観光かな。

なんて思いながらお布団にくるまる横瀬でした。

 

っていうのが昨日のおはなし!

そろそろ洗濯も終わるし片付けたら京都回るぞ!!

ではまたお会いしましょう、最後まで読んでくれてありがとう。

 

Twitterもあるからね→@bavbxb

もしよかったらおすすめ観光スポットとか教えてくーださい!ばいばい!