2日目 本栖湖〜富士市〜浜松
横瀬です!
昨日は一気に浜松まで、長距離走った疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…。
すみません、寝落ちしてました。
親戚の家にお世話になりつつ、雨なので今日は自転車の調整と洗濯と、休養にしようかなと。
というわけで、2日目の記録をば。
まず真っ先に特筆すべきは目覚めの富士山。
これ、本栖湖のほとりから見えたもの。
めちゃくちゃに、めちゃくちゃに、めちゃくちゃに綺麗じゃない?!?!
思わず3回言ってしまうほど、わたしには写真を撮る術がiPhoneしかなかったのでこれですが…。
一眼レフ等で本格的に撮った写真もいいですが、これはぜひ自身の目で、全身で""体感""していただきたい。ぜひに。
いや、この時期くらいの澄んだ空気はいいんですよ、遠くまでくっきり見えるし、少しひんやりしたところに太陽の光が気持ちいい〜。
ちょっと興奮して語りすぎたけれども、何を隠そうわたしが泊まったこの民宿は、
今期放送中のアニメ『ゆるキャン△』1話にも登場する聖地なのです。
ま、ほんとは併設のキャンプ場がちゃんとした聖地なのですがそこはご愛嬌。今度はキャンプしにちゃんと来るから!
浩庵キャンプ場、中之倉トンネル付近。
アニメ画像との比較は『ゆるキャン△』1話冒頭から早速登場しますのでご覧ください。ほっこりしますから1話まるまる見てくれてもいいんだよ。ね。
自転車を組み立て直し、走りを確認し、本栖湖との別れを惜しみながらも出発。
本栖湖をぐるりとまわって、軽く坂を登ったら、あとは爽快ダウンヒル。
下り始めて静岡に入ってすぐ、道の駅を発見。朝ごはん食べてなかったことを思い出したので、小休憩。
道の駅、朝霧高原で朝ごはん。ニンニクを使ったスタミナ味噌というものを見つけてしまったので、朝からキメちまったぜ…。
腹ごしらえをしたから一気に下るぞ。
と息巻いて下ったのだが、下り中盤で東名高速に繋がってしまう自転車通行禁止エリアに若干侵入。危ないあぶない。
少し戻って横道へ。するとそこには…
滝だ!白糸の滝というところ。たしかに滝がまっすぐ垂らした白い糸みたいに見える。
おみやげ屋さんのご夫婦にお饅頭とお茶をサービスしてもらって旅のおはなし。
応援してもらっちゃったり、心があったまるね。ありがとうございます。
と、寄り道しながらも、下る、くだる、ひたすらにくだる。
一気に富士駅まで。はやかった。スピードもかかった時間も。
ここから先は浜松まで国道1号を進もうかな?なんて思ってたけれど、静岡は自転車進入禁止のバイパスがいっぱい。
迂回と合流を繰り返しながら浜松を目指すことに。
ここからわたしは、静岡という県の横幅の広さに苦しむことになるのである。
実はこの先の道あまりに長く、長距離を必死に走り続けたため、写真もほとんど撮っておらず。
由比付近の海くらい。ずーーっと走ってた。
単純にきつかった。前日の疲れもやや残しつつの140km以上のサイクリングは、体力的にも、1人だと精神的にも多少つらいものは、ある。
迂回の仕方を地元の方に聞きつつお話することで精神的な部分はケア。ありがとうございます。
走り始めて100kmあたり、掛川の手前あたりが最大の難所だった。
特に名前はなかったかと思うが、峠のような坂道でしたわ。
力を振り絞って登りきって、また一気にくだる。掛川まで辿り着いたらあと30kmくらいで浜松!
と、思ったがしかし、この30kmが地獄のようでした。道ではなく。身体が…。
足が…まわらない。止まっても、立ってるだけで足がプルプル。
2日目のこの程度の走りでプルプルとは、体力落ちてるなぁと実感。
でももう進むしかないのです。日も落ちてきて暗くなったって進むしかないのです。辿り着かない道はないのです。
…。
……。
…………。
ついたあああああああああああ!!!
雨も降り続ける中!無事に!
さわやか(浜松)に!!到着ゥ!!
美味い肉を頬張る。筋肉が喜んでいる。タンパク質と結びついて筋肉を修復する音が聞こえてきそうなほどの幸福感を味わう。
自分の足で、体力を燃料に向かう旅はこれが大きな醍醐味のひとつかも。
親戚のお宅で少しリラックスしながら勧められてビールを頂いたところ、即・爆・睡でしたね。
2日目も幸せな旅やったなぁ。
と書いてるうちにラーメンに連れていってくれるそうなのでいってきます。
次走るときは名古屋あたりまで行きたいですな。
今日も読んでくれてありがとう。またね。
Twitterもちょくちょく更新するつもりなのでよろしくね。(@bavbxb)